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エメリルのシャンプーとトリートメントの成分解析

成分解析

 

シャンプーやトリートメントは自分の大事な髪の毛に使うものなので成分が気になるという方も多いでしょう。
「髪は女の命」という言葉もありますよね。

 

今回は「エメリル」のシャンプーとトリートメントの成分を解析してみました。

 

エメリルのシャンプーの成分解析

「エメリル」のシャンプーの成分については公式サイトにあります。

 

アロエベラ液汁、コカミドメチルMEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA、ペンチレングリコール、ココイルグルタミン酸2Na、ラウリン酸イソアミル、ポリクオタニウム-10、ラウロイルシルクアミノ酸Na、コカミドMEA、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、BG、リンゴ酸ジイソステアリル、乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、香料、カプリル酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10、クエン酸、ヒドロキシプロピルグアーガム、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、グリセリン、プロパンジオール、アセチルチロシン、クエン酸Na、乳酸桿菌発酵液、カワラヨモギ花エキス、ジステアリルジモニウムクロリド、チョウジエキス、ベヘントリモニウムクロリド、γ-ドコサラクトン、エタノール、ラリックスエウロパエア木エキス、グリシン、フィトステロールズ、イソプロパノール、スイゼンジノリ多糖体、加水分解ヒアルロン酸、ケラチン、ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、キサンタンガム、リンゴ果実培養細胞エキス、レシチン、マヨラナ葉エキス、ヒドロキシエチルウレア、ポリクオタニウム-64、アボカド油、マカデミア種子油、シア脂、ヘンナエキス、ヘマチン、加水分解コンキオリン、乳酸桿菌/豆乳発酵液、ホウケイ酸(Ca/Na)、酸化銀、コレステロール、PG、クオタニウムー33、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コラーゲン、白金、アプリコット核油ポリグリセリル-6エステルズ、シルクアミノ酸、デキストラン、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン、オリーブ果実油、ワサビノキ種子油、ツバキ種子油、アーモンド油、イランイラン花油、レモン果皮油、チャ葉エキス、塩化亜鉛、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、フィトスフィンゴシン、ラウロイルアルギニン、アロエベラ葉汁

 

引用:「エメリル」公式サイト

 

それでは、成分を細かく見ていきましょう。

 

洗浄成分

 

コカミドメチルMEA

シャンプーの泡立ちを良くする為に使われる成分。起泡や増泡、粘度調整などの役割をする洗浄補助成分です。

ラウロイルメチルアラニンNa

コストが高い反面、高い洗浄力と頭皮への優しさを併せ持った成分。
ラウリン酸の塩化物とβ-アラニンを合成した成分です。

ココイルグルタミン酸TEA/
ココイルグルタミン酸2Na

アミノ酸シャンプーによく含まれる洗浄成分。
髪や頭皮には優しいですが、洗浄力や泡立ちは弱め。また、しっとりと洗い上がるのが特徴です。
ヤシ油から抽出された脂肪酸(カプリル酸やラウリン酸など)とグルタミン酸を縮合した成分。

 

ラウロイルメチルアラニンNaはコストが高いため、この成分が入ったシャンプーはどうしても値段が高くなります。
その代わり、敏感肌でも使える優しさと高い洗浄力を持ち合わせていて、パフォーマンスは高いです。

 

ダメージを補修する成分

 

加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)

美容室で使うシャンプーやトリートメントに含まれる成分。
「繊維の宝石」と知られる高級カシミヤ毛より得られた加水分解ケラチン液です。

ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)

傷んだ毛髪への吸着性を高め、外部からのダメージを保護するとともに内部の成分流出を防ぎます。
ペプチド(加水分解ケラチン)のN末端をカチオン化した成分です。

 

毛髪の80%以上はケラチンで、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)やステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)はキューティクルを補修し、内部の栄養分の流出を防ぎます。

 

保湿成分

 

加水分解ヒアルロン酸

高い保湿力があり、化粧品にもよく配合される成分。
ヒアルロン酸Naを加水分解により分子量1万以下まで低分子化させたヒアルロン酸です。

セラミドNG/
セラミドNP
セラミドAP

化粧品にも含まれるヒト型セラミド。
保湿力とバリア改善作用があり、角質層までの浸透力が高いのが特徴です。
肌に元々あるセラミドに近く、敏感肌の人も使えます。

フィトスフィンゴシン 菌の繁殖を抑え、頭皮の環境を整える。
スイゼンジノリ多糖体

淡水で育つ日本特有の藍藻の成分。
保水力がとても高く、ヒアルロン酸の約5倍の保湿力があります。

ヒドロキシエチルウレア

保湿力、柔軟作用、浸透作用があります。
尿素をモノエタなどのアルカリで加水分解した成分です。

ポリクオタニウム-64 保湿力が高く、水洗いしてもその効果が失われないため、シャンプーやトリートメントの他に、化粧水やローションなどにも含まれる成分。

 

保湿の成分は保湿力が高いものが厳選されて配合。シャンプーのように洗い流すものに保湿力は必要ないと思うかもしれませんが、界面活性剤の刺激を抑える役割もしているので無駄ではありません。

 

髪に柔軟にし、栄養分を保たせる(エモリエント)成分

 

ラウロイルアルギニン

ヘアコンディショニング効果が高く、毛髪に滑らかさやしっとり感を与えます。
ラウリン酸とアルギニンを組み合わせた両性界面活性剤です。

アプリコット核油ポリグリセリル-6エステルズ

保湿感があり、植物由来で頭皮にも優しいです。
アンズ(アプリコット)核油とポリグリセリン-6をエステル交換して得られる成分。

アボカド油/
マカダミアナッツ種子油

パルミトレイン酸やパルミチン酸、オレイン酸が毛髪にしなやかさを与えます。

 

アミノ酸シャンプーやノンシリコンシャンプーは髪がきしみやすいデメリットがあります。これらの成分はシリコンのコンディショニング効果の代わりになり、デメリットを補ってくれる成分です。

 

防腐成分

 

エチルヘキシルグリセリン 抗菌作用のある成分で防腐剤の使用を軽減するために用いられます。
BG 抗菌や防腐で製品を安定化させる他、保湿効果や植物エキスの溶剤としての役割もあり。
酸化銀 抗菌作用
フェノキシエタノール アルコールフリー製品にも使える抗菌・防腐剤
メチルパラベン 抗菌・防腐剤

 

お風呂場は菌の繁殖しやすい環境なので防腐剤は必要です。防腐剤が体に悪いというイメージがあるかもしれませんが、カビや雑菌が繁殖したシャンプーを頭につけるほうがよっぽど髪や頭皮に悪いです。

 

乳化剤、安定剤、増粘剤など

 

ポリクオタニウム-10 帯電防止作用や微弱な保湿作用による毛髪のコンディショニング効果
ステアロイルラクチレートNa 乳化剤
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10 乳化剤・安定剤
ベヘニルアルコール 乳化の補助・増粘剤
ヒドロキシプロピルグアーガム 増粘剤
ホウケイ酸(Ca/Na) 光沢の付与
香料 カシスフローラルの香り or シトラスフローラルの香り

 

上記までの成分の他にも、皮膚コンディショニングの乳酸菌発酵液や乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、乳酸桿菌/豆乳発酵液、リンゴ果実培養細胞エキスなどの成分が配合されたシャンプーとなっています。

 

では続いて、エメリルトリートメントの成分を見ていきましょう。

エメリルのトリートメントの成分解析

「エメリル」のトリートメントの成分も公式サイトに記されています。

 

水, ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン, セテアリルアルコール, パルミチン酸イソプロピル, グリセリン, ジステアリルジモニウムクロリド, プロパンジオール, (水添ヒマシ油/セバシン酸)コポリマー, ジメチコン, ステアラミドプロピルジメチルアミン, ヒドロキシプロピルデンプンリン酸, フェニルトリメチコン, 乳酸, ベヘントリモニウムクロリド, スクワラン, シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール, アモジメチコン, DPG, イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート, ポリクオタニウム-64, グリシン, BG, 加水分解ケラチン(カシミヤヤギ), 加水分解ヒアルロン酸, 加水分解卵殻膜, PCA-Na, アラニン, アルギニン, セリン, トレオニン, プロリン, (加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー, シア脂, ヘマチン, 乳酸桿菌/豆乳発酵液, 加水分解コンキオリン, ヘンナエキス, オリーブ果実油, ワサビノキ種子油, ツバキ種子油, アーモンド油, イランイラン花油, レモン果皮油, 加水分解ケラチン(羊毛), 加水分解コラーゲン, クエン酸Na, クオタニウム-18, 白金, PCA, γ-ドコサラクトン, アスパラギン酸, アセチルチロシン, イソプロパノール, イソロイシン, キサンタンガム, グリチルリチン酸2K, グルタミン酸, シルクアミノ酸, スイゼンジノリ多糖体, ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン, ソルビトール, チャ葉エキス, バリン, ヒアルロン酸Na, ヒスチジン, フィトステロールズ, フェニルアラニン, ベタイン, マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル, マヨラナ葉エキス, ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛), ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル), ラウロイル加水分解シルクNa, ラリックスエウロパエア木エキス, リシン, リンゴ果実培養細胞エキス, ジメチコノール, レシチン, 塩化亜鉛, ジメチロールプロピオン酸ヘキシル, フェノキシエタノール, エタノール, ポリクオタニウム-10, メチルパラベン, ピロ亜硫酸Na, エチルヘキシルグリセリン, PEG-15ココポリアミン, プロピルパラベン, ヘキシレングリコール, 乳酸Na, 香料

 

引用:「エメリル」公式サイト

 

それでは、成分を細かく見ていきましょう。

 

感触改良

 

ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン

油分のベタつき感を抑え、すべりや伸びも良い成分。
他の成分が毛髪に浸透をするのを助ける感触調整剤の役目もあります。
代表的なシリコーン油の1種。

セテアリルアルコール

乳化補助と粘稠度の調整効果があります。
セタノールとステアリルアルコールの混合物。

パルミチン酸イソプロピル

毛髪にツヤ感を付与したり、エモリメント作用があったりします。
また、感触改良や溶剤としての役目も。
イソプロパノールとパルミチン酸のカルボキシル基を結合した脂肪酸エステルです。

ヒドロキシプロピルデンプンリン酸

スターチ系の粘性調整剤。
ベタつきのないスムースな感触に調整します。

ジメチコン

毛髪のコーティング剤で、シリコンの一種。
髪の手触りや指通りなどの感触を調整します。

マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル

感触改良やエモリエント作用があります。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

アミノ酸系の保湿成分。
保湿効果が高く、毛髪のダメージを補修します。

ジメチコノール

感触の改良や皮膜の形成、潤滑性付与によるヘアコンディショニング作用のあるシリコンの一種。

 

様々な方面からのアプローチで感触改良しています。

帯電防止

 

 

ステアラミドプロピルジメチルアミン コンディショナーやトリートメントに帯電防止の使用されます。
ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛) 帯電防止剤・ヘアコンディショニング剤です。
ポリクオタニウム-10 帯電防止剤・ヘアコンディショニング剤です。
ベヘントリモニウムクロリド 帯電防止
ジステアリルジモニウムクロリド 帯電防止・乳化剤
アモジメチコン 帯電防止・ヘアコンディショニング作用

 

ブラッシングによって生じる静電気の発生を抑制する他、毛髪の柔軟化や滑りやすさの改善なども行います。

毛髪への水分・油分・栄養分補給

 

グリセリン 毛髪表面の水分補給。
乳酸 分子が大きいことで皮膚の浅いところに作用するため、肌の負担が少ないです。

セラミドを増加させることでの保湿効果があります。

スクワラン 人の皮脂中に5%ほど含まれるスクワレンに水素を添加して安定性を高めた成分。

スクワランはサメ類の肝油や小麦胚芽油、オリーブオイルなどから得られるオイルです。
ベタつきが少なく、保湿効果があります。

加水分解ケラチン(カシミヤヤギ) 「エメリル」のシャンプーにも入っている成分。

ダメージの補修をします。

ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛) これも「エメリル」のシャンプーに入っている成分。

ダメージの補修をします。

(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー 保湿や感触改良、皮膚の保護、油分の分散安定性の上昇、毛髪内部へのタンパク質補給など化粧品全般で使用される成分。
加水分解ヒアルロン酸 「エメリル」のシャンプーにも含まれ、高い保湿力があります。

わかりやすくいうと、毛髪内部への水分補給です。

ヒアルロン酸Na 毛髪表面の保湿。

キューティクルを皮膜で保護します。

加水分解卵殻膜 毛髪のダメージの補修。

一般的な卵アレルギーは卵白に含まれるオボアルブミンやオボムチンが原因と言われ、卵殻膜にはその成分がないため、卵アレルギーは引き起こさないと言われています。
それでも不安な方はパッチテストをしてから使うといいでしょう。

スイゼンジノリ多糖体 保湿。

シャンプーにも含まれる成分です。

PCA/

PCA-Na

保湿、きしみ感改善による毛髪保護効果。
アラニン/

アルギニン/
セリン/
トレオニン/
プロリン/
アスパラギン酸/
アセチルチロシン/
イソロイシン/
ヒスチジン/
フェニルアラニン

アミノ酸です。保湿やヘアコンディショニングなどの役割があります。
ポリクオタニウム-64 保湿やヘアコンディショニング。
エチルヘキシルグリセリン 保湿作用や防菌・防腐作用。
ヘキシレングリコール 界面活性剤の水に対する溶解度を高めます。
ジメチロールプロピオン酸ヘキシル 防腐作用
乳酸Na 保湿や乳化安定剤

毛髪の表面や内部への水分補給や油分の補給、毛髪への栄養分の補給などを行います。
肌にも毛髪にも水分補給は大事です。

その他

 

フェニルトリメチコン 消泡剤・ヘアコンディショニング剤
グリチルリチン酸2K 甘草の主要成分。

抗アレルギー作用、抗炎症作用、皮膚の刺激緩和。

ソルビトール 毛髪の柔軟剤。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 毛髪へ成分が浸透するのを促進する他、乳化安定剤や保湿剤、皮膚コンディショニング・ヘアコンディショニングの役割もあります。
イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート オーガニックのトリートメントによく配合される成分。

毛髪の補修に高い効果がある反面、皮膚には刺激が強いです。
トリートメント時はできるだけ頭皮につかないようにしたほうがいいでしょう。

(水添ヒマシ油/セバシン酸)コポリマー 毛髪の保護や光沢の回復。
PEG-15ココポリアミン 乳化剤・合成界面活性剤。
フィトステロールズ エモリエント作用・安定剤
DPG 抗菌・防腐による製品の安定や保湿、バリア改善作用。
BG 抗菌や防腐で製品を安定化させる他、保湿効果もあり。
エタノール 抗菌や防腐で製品を安定化させる他、清涼感を与えます。アルコール成分に刺激を感じる超敏感肌の人はパッチテストをしてから使うことをおすすめします。
フェノキシエタノール アルコールフリー製品にも使える抗菌・防腐剤
香料 香り付け

 

他にも、皮膚コンディショニングのリンゴ果実培養細胞エキスや乳酸桿菌/豆乳発酵液、エモリエント作用のシア脂やオリーブ果実油、ツバキ種子油などが配合されています。

 

エメリルはシャンプーもトリートメントもたくさんの成分が配合され、保湿やエモリエント作用、毛髪修復に力を入れているのがわかります。

 

ちなみに、完全オーガニック製品ではないので、防腐剤の無添加などにこだわる人には向いていません。また、エタノール(アルコール成分)が苦手な人にも向いていません。

 

でも、市販のシャンプーだときしむという人や洗浄成分が強いシャンプーだと頭皮が荒れたり抜け毛が増えたりしてしまう人、髪のうねりに悩んでいる人、高級シャンプー&トリートメントを使ってみたい人などにはおすすめできる商品です。